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五臓(肝・心・脾・肺・腎)と食べ物

食べ物は体に大きな影響を与えます。今回は五つの臓器(肝・心・脾・肺・腎)に対して、どのような食材が関係が深いのかをお話しします。東洋医学では五臓に関して五腑や季節・色・邪気がそれぞれ対応しているという考え方があります。例えば「肝」ならば「胆嚢と関係が深い」「春に活発に動き出す」などです。その中でも「味」が五臓に与える良い影響・悪い影響についてを以下にまとめます。



 

臓器が弱っていると栄養する味 摂りすぎると
酸味  酸は筋に浸透しやすく、肉が萎縮して攣りやすくなる
苦味  骨に浸透しやすく、皮が渇いて体毛が抜ける
甘味  肉に浸透しやすく、骨が痛んで髪の毛が抜ける
辛味  気の巡りに関係し、筋がひきつって爪が枯れてくる
鹹(かん)*塩辛いの意  血に関係し、血脈がドロドロになり血色が悪くなる
表の見方:肝が弱っているときは酸味を摂ると良いが、摂りすぎると痛めてしまう。

普段から五臓が弱っているときにはその弱っている臓器を栄養できるような食事をしていくとよいというこです。そのためには自分の体長をしっかりと把握しておくことが大切と言えます。


  
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