ストレスには2種類あります。
〇外的ストレッサ
人間関係、学校・仕事上の過大な負担、暑さ・寒さ、騒音など
〇内的ストレッサ
不安、悩み、怒り、憂い、疲労、不眠など
このようなストレスから体を守るしくみがホメオスタシス(恒常性維持機構)です。
〇自律神経
交感神経・副交感神経からなり、呼吸・心拍・血圧・発汗など自らの意志とは無関係に器官を働かせ調整する
〇内分泌
内分泌腺の作用でホルモンバランスを保ち、内臓の働きや新陳代謝を活発にさせる
〇免疫
異物が体内に侵入すると、それに抵抗し体を守ろうとする
この3つの働きのバランスを保つことで健康を維持しており、体をまわりの環境に適応させて安定を保ちます。しかし、ストレスが過剰に作用すると自律神経が緊張して交感神経が優位になります。すると体を治すリンパ球が減る一方、顆粒球が増えて体を傷つける活性酸素が増えます。その結果、自律神経・内分泌のバランスが乱れて免疫作用も弱まります。自律神経の緊張を取り除き、副交感神経を優位にすると免疫力(自己治癒力)が高まります。
|
|