1つ目の原因は骨の歪みによる痛みです。右の写真は頭蓋骨から骨盤にかけての骨の模型(背中側から見た)です。全体的に曲がっていたりまたは骨一つひとつが左右に動いていると痛みが発生します。背骨からは神経がたくさん出ているので骨がずれると神経を圧迫し痛みの原因になります。矢印がある腰骨あたりは上半身の体重も乗ってくるので負担が大きくなります。
2番目の写真は椎間板ヘルニアを示したものです。矢印が指している〇の中に赤く飛び出ているものがあります。これは骨と骨の間にある椎間板(クッションのようなもの)です。骨が歪んだことにより椎間板が圧迫されてはみ出てしまった状態です。このはみ出た椎間板が神経に触れて痛みが発生します。手術をしてはみ出た椎間板を除去すれば痛みは消えますが、原因は歪みです。歪みが残っていると手術をしても数年後に痛みが再発する方が多いです。手術だけでなく体全体の歪みを改善していく方法をおすすめします。
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